書肆 うさぎ屋

since 2nd July 2001 / last updated 9th January 2006

Welcome to my Virutual Book Store!

いらっしゃいませ。他のお客様の御迷惑になりませんので、座ってゆっくりお読みください。
ここは小規模「本との出会い系」サイト・書肆うさぎ屋です。

特設書架2006/01/09

ゴスペラー 湖底の群霊   極楽|大祭|皇帝 笙野頼子初期作品集   吉永さん家のガーゴイル   聖者の異端書   オペラ・エテルニタ 世界は永遠を歌う   戦う司書と恋する爆弾   裏庭で影がまどろむ昼下がり   氷菓〈古典部シリーズ〉   賢者なんて大キライ!
2006年1月: このデビュー作がすごい(2005年読了版)
 2005年に読んだ本のなかから「デビュー作」のオススメをピックアップ、本のタイプ別にご紹介。あなたに合う本が、きっとある!?...more?

■ 書肆うさぎ屋 売れ筋情報 2006/12/19

ドラゴンの本やカレンダー
Dragons Calendar アゴールニンズ ドラゴン学  まず、2006カレンダーのページから、Dragons By Ciruelo 2006 Calendar』や、そのドラゴン・イラストレーター Ciruelo 氏の絵に飾られた『アゴールニンズ』が売れています。相変わらず『アゴールニンズ』は積んだままで、読めていないのがせつないです……。
 カレンダーと一緒にご紹介した『ドラゴン学 —アーネスト・ドレイク博士の ドラゴンの秘密完全収録版』の方は、読めました! 感想に書いたように、気のきいたプレゼントに向いた絵本です。(→感想
当書肆定番、ケルト本
マビノギオン ケルト事典  特設書架・ケルトに並べてあるケルト本ですが、地道に売れています。かなり古いデータなので、今ではほかにもいろいろと発行されていると思うのですが、データ作成当時のめぼしい本はだいたい網羅しているはずですので、今でもどなたかのお役に立つのかもしれません。
 折りをみて更新できればよいのですが、仕事でもないと、あそこまで網羅的には調べないので、なかなか思うにまかせません。『チェンジリング』以降発行されたケルト本で、興味はあるけど入手していないとか、入手まではしたけど読んでいないとかいうタイトルをご参考までにあげますと、東京書籍の『ケルト歴史地図』、大修館書店の『ケルト文化事典』、そして平凡社新書『妖精のアイルランド—「取り替え子」(チェンジリング)の文学史』といったあたりでしょうか。
 フィクションではありますが、先ごろ再刊された『かなしき女王』は、美しい訳文にいろどられた哀しくも物寂しいスコティッシュ・ケルト珠玉の短編集です。強力におすすめします。わたしは沖積舎版を一時見失い、狼狽して二冊(/内容は同じ。カバー・イラストは東逸子氏)買っているので、さすがに版元が違うとはいえ、同内容で三冊めを買うかは微妙ですが、まだお読みになったことがないかたは、この機会にぜひどうぞ。
うっかりしていました
 身近過ぎて、とりあげるのを忘れていましたが。この四半期、いちばん売れているのは『ロマンシング サガ ミンストレルソング 皇帝の華』でした。どう考えても当書肆随一の売り上げ冊数かと思われます。アマゾンのカスタマー・レビューでは星二つ評価で、これで売れなくなるんじゃないかなぁと思いましたが、今もじわじわと売れております。ありがとうございます。(→紹介ページ

※amazonへのリンクからお買い上げいただいた場合のみ、売り上げとして店主に伝わります。アフィリエイトでのご購入は、本の感想を書くときの励みになります。ありがとうございます。どこのどなたがお買い上げくださったかは、わかりません。ご安心ください。

この一冊 2005-03-28

第6回『影のオンブリア』→amazon | bk1

 マキリップの翻訳本が出た! と騒ぐ人は放っておいても買ってくれるだろうから、マキリップって誰? という読者さん、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。

 日本でファンタジーと名づけられる本は、まず「翻訳もの」と「和製」で読者が分かれている気がする。さらに「児童文学」「幻想文学」「ライトノベル」で分かれる。なかなか、どのジャンルも分け隔てなく読む人は少ない。つまり、和製ライトノベル読者は、翻訳ファンタジーはあまり読まない傾向がある。ような気がする。

 でもそれって、もったいないよ、お客さん!...more?