ネタバレOKです。本編読了前のかたは、速やかにご退場くださいませ。
『真世の王」感想用ゲストブックのログです。ご記帳ありがとうございました。
guest number:[14] |
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和泉新 |
読みました。 冒頭のイーファル登場シーンは、チェンジリングのリンの変換シーンを思い出しました。受けるイメージは真逆に近いのに。(イーファル→白光、リン→血色) 全編読んで印象に残ったのは、ジェンでした。中ほどまでの、負わねばならないものを背負おうとする、本当はそれを恐れていのに、気付かないようにしているような彼が、見ていて切なかったです。振り返れば、想いを受け止めてくれる人がいるのに(ウルバン)、と教えてあげたくなりました。 ウルバンは、登場すると場が和みますね。素敵です。それだけに最後の暗い葛藤が辛かったです。 他の方と同じく、読了後、今しばらくは余韻に浸って放心してました。 とても印象深い作品でした。ありがとうございました。 |
- | url | [2002/06/12/01:53] |
guest number:[15] |
有里 |
めでたく『真世の王』の公式紹介ページができたようですので、それに合わせて『真世の王』感想リンク集 というのを作ってみました。 (実は「妹尾ゆふ子ファンページ」の一部だったりして……。) 『真世の王』感想リンク集 (Link) |
- | url | [2002/06/18/10:37] |
guest number:[16] |
かの |
こんにちは。ようやく読み終わりました。 昨日の真夜中に読み終わったんですが、おかげさまで泣きながら寝ることになりまして、寝つきのよさはのび太くん並みなんですけれども、しばらく涙が全然止まらなくて、眠れなくて。 そんな訳で今朝は頭が重かったです。 と、このように書いていても泣けてくるので、感想はまた別途書かせていただきます。 これから「赤竜の書」を復習します。 |
- | - | [2002/06/18/11:47] |
guest number:[17] |
谷口 |
こんばんわ。はじめまして。夜中の3時に読み終わったのですが、興奮のあまり4時ぐらいまで眠れませんでした。お気に入りシーンを読み直していて。先生のラストシーンはすがすがしい中にもふと寂しさを感じて胸の中にほこほこした気分と切なさを味あわせてくれます。なのでラストのエスタシアとウルバンの会話シーンが一番好きです。 チェンジリングも同様の感情を感じさせてくれるラストで。 私は本屋で手にしたチェンジリングでファンになりました。ひそかにまちに待った新作ですばらしい感動をありがとうございました。 |
- | - | [2002/06/18/23:29] |
guest number:[18] |
極楽トンボ@管理人 |
「テイ、エスタシア」 この言葉が頭の中から離れません…… 書きたいことはいっぱいあるのですが、なかなか言葉になりません。 とりあえずは楽しませていただいた表明として。 |
- | url | [2002/06/19/06:59] |
guest number:[19] |
ななよ |
真世の王を土日で読み切りました。 きりきり張り詰めていたジェンやエスタシアに胸を痛め。 ほっとさせてくれるウルバン。 思わず頭をかいぐりしたくなるソグヤム。 魅力的な登場人物がいっぱいでしたが、フィアラスが一番好み。(*^^*) でも私の中の主役は「言葉」かなぁ。 何よりも「言葉」の存在の大きさが、物質のような手ごたえの世界ですね。 「言葉=日常の音声」「文字=事実のみ記される」「古い言葉=力ある言葉」 どきどきわくわく。 言葉という扱い辛い諸刃の武器の魅力。 読み進むごとに、本から離れられなくなって苦労しまいました。 家事育児を気にしないでいられる独身時代が懐かしい・・・。 まとまりが無い感想ですね。(^_^;ゞ とにかく、面白かったです。 新作を楽しみにしています。 |
- | - | [2002/06/24/00:44] |
guest number:[20] |
ようこ・Y・F |
久しぶりにネット接続してここを発見。なんだかうれしいです。 真世の王は発売直後に書店で発見して3日で読みきりました。 なにより、物語の完結がたいへん嬉しかったです。 かつ「赤竜の書」とは見違えるほど成長したジェンに、小さな苗木の5年後を見たような仰ぎ見る気持ちがわきました。 それにウルバンやソグヤムなど登場人物たちの生きようが印象に残っています。 しかしながら、読んでからもうかなり経っているわけですが、1歳児の世話を一時放棄しての読書のせいか、作品世界全体についての印象は未だ一つになりません。 言葉の響きあう、言葉が左右する、そして言葉によって構築されたがゆえに脆く、壊れかけた世界とそこに生きる人々の人生が断片的なのです。 もうしばらく経ったら読み直してみようと思っていますが。 ・・永遠の存在となってしまったジェンは、どういう心象をもって語り続けるのでしょう。それが浮かんでくるには、まだまだ読書修行も人生修行も不足であるようです。 では、次回作が読める日を待ちつつ。 |
- | - | [2002/07/07/01:39] |
guest number:[21] |
山猫屋 |
前回、長文を書き込もうとしたらフリーズしてしまった…ので、今日は、少し短めに。 といっても、感想「文」にはなっていないんですが。 ○ソグヤムさま、大好き。 この世界はそもそも、本を重視する世界なので、私の中ではツボなのですが、この方ときたら。 「自分で好きな時に好きなだけ読みたいから」文字を覚え、カイをウルバンに押し付けて本を奪う。 う〜ん、素晴らしい! 一番印象に残った場面のひとつです。 ○最終場面。ジェンは「世界」の外のひとになってしまうわけですが、これは、中国の蜃の伝説を思い出しました。黄龍も、この世を夢に見ていると言います。ナルニアの「時の巨人」は「世界の終わりに目覚める」(だったか?)だから、「世界を夢見る」や「世界は彼の者の見る夢である」という設定ともまた違うのでしょうね。 ○もっとも印象に残る言葉といえば、間違いなくこれ。 「立て(てい)、エスタシア」 理由は言わずとも皆様おわかりでしょう。 ○まだまだ、世界の設定は奥が深そうで、地方の名前の由来とか、文化・風習とか突っ込んで知りたいことがたくさんです。でも、この物語ではあまり語られる必要はないのもよく分かるので、、 ○イーファルが”JUST”であるという、有里さまの見解。なるほど、と思いました。私はまず”FINE”を連想したのだけど、たしかに、fineよりjustのほうが厳しい感じがして、イーファルには似合っていますね。 |
- | - | [2002/07/25/14:48] |
guest number:[22] |
いつき |
初めて書き込みます。こんにちわ☆ 私はケルトに興味があったので前作の「チェンジリング」からのファンです^^ 「真世の王」の印象はなんと言っても世界観の違いです。私だけかもしれませんが。。。 前作のモデルとなっているケルトは文字を使わなかったそうですが、 今回の世界は<本>や文字、更にそれを発する言葉に随分軸をおいていたように思います。 だから話自体前作とかなり違う雰囲気のように思えました。 読み取る文字一つ、漢字一つとってもすごく気を使ってあって心地良かったです。 それと読みながら色々考える事ができてそれがすごく良かったです☆ それと「チェンジリング」を読むきっかけとなった金田榮路さんのイラストも綺麗で感激しました!イラストと物語の中の主人公達が一緒に動いてくれたのでそれもすごく楽しかったです。個人的にウルバンが大好きです^^ 頑張って下さい!それではお邪魔しました★ |
mail | - | [2002/07/25/16:48] |
guest number:[23] |
若竹 |
こんばんは、定かではないのですが多分初書込みだと思います。NAGAから入ったファンです。 妹尾ゆふ子著の小説は発売したら必ず買います。 最近の作品はいずれも楽しく読ませていただきました。 上記の宣言内容から外れますが、今月まで発売に気づかなかったこともあり、実は「真世の王」の下巻がまだ入手できていません。上巻のみ読了なので他の方の書き込みはなるべく眺めないようにしています(^^; そんな状態ですがwhat i wroteの方を読んで、妹尾さんの小説をもっと読むために出版社様へのアピールになるんだったらと思って書き込みにきました。 「真世の王」が(というかExノベルス自体も)店頭にない書店もあるので続きが読めなくて悲しいです。日本書籍総目録とかにも登録されてないようでさみしいです。仕方のないことですけれども。 でも今は店頭に本が並んでなくても出版予定や発売、下馬評のチェックから本の注文までインターネットで出来るから大丈夫!!たぶん。 |
- | - | [2002/08/15/01:10] |
guest number:[24] |
瀬戸 七希 |
初めまして。店頭で表紙の絵に惹かれたのと、おもしろそうなファンタジーかな?と思って買いました。(妹尾 ふゆ子先生の本は初めてでした。) 読み始めて、本当に想像よりずっとずっとおもしろく一気に読み終えました。最後は電車の中だったのですが泣いちゃいました。 一番好きなのはウルバンですv優しくてどこか哀しくて、切なくて。私はウルバン視点でこの話を読みました。 ソグヤム様、クルヤーグも大好きです。このコンビはすごい良いですよね!いろいろ言ってても一番お互いの事を想っている所が好きです。 ので、ソグヤム様が倒れた所と、それによりウルバンが悪夢の王に憑かれてしまった所では涙が出てきてしまいました。 悪夢の王を受け入れれば、自分が力を得られるという事、そしてその力でソグヤム様とエスタシアを護る事ができる、そう思ってウルバンが悪夢の王を受け入れる所は本当に哀しい事だと思います。 ジェンもエスタシアもウルバンも哀しくて切なくて、3人の想いに悪しきものなんてない。それなのに、想いが交差し哀しい事がおきる・・・というのがつらくて堪りませんでした。ジェンの最後の選択によって平和な時が戻りましたが、やはり私はすべての人が倖せになって欲しかったです。でもそれは無理で、また哀しくて・・・だけどやっぱり、あの時にはジェンの選択が一番最善なのだなとも思います。 すべて倖せに、というより光があったら影があって、何かを変えるには犠牲がつきもので、というのが一つの真実なのだと思います。 読み終えた後でいろいろと思うことができる、というのは素晴らしい事です。私はこの本が読めて倖せです。他の妹尾先生の本もぜひ読みたいです。 素敵なお話をありがとうございました。 そして『テイ、エスタシア。』と言う言葉をありがとうございました。 |
- | - | [2002/08/25/16:17] |
guest number:[25] |
TAMAGO |
初めまして。私は台湾からのたまごです。私の日本語はよくないから、これから日本語と英語を返事する、よろしくお願いします。I can read Japanese but can't write (use). I bought your book 『真世の王』, read it and it's wonderful, I'm deeply moved.T_T/// I like ソグヤム様 & ジェン very much ,thank you for writing such a great story.(ちなみに my favorite キャラ in チェンジリング is タ−リ & コンラ ^^) I went to europe on 10/22-29, and I looked for some places just like those you wrote in 真世の王. If you don't mind, I'd like to show the photos to you,Just as a present I want to thank you ^_^ では、私はこの辺で退散します。 |
mail | url | [2002/11/08/01:12] |