updated: 2011/09/03
金獅子公
四大公家のひとつ。高名な武官を輩出した名家。現当主はルーギンの父。妻と、幼い息子・娘とともに都で暮らしている。
銀鷲公
四大公家のひとつ。現当主は第二皇子の亡母・シーリンの兄にあたる。四大公家では、第一位の勢力を誇る。
黒狼公
四大公家のひとつ。先代当主は皇帝の腹心であったが、真帝国の建国後、後継者もないまま亡き人となった。
ミアーシャ
亡くなった《黒狼公》の異母妹で、エイギルの妻。兄に似て、頭の回転が早く、情報の扱いに長ける。
灰熊公
四大公家のひとつ。馬の方が人間より大事というくらいの人物で、沙漠越えにも価値ある種馬をともなった。今も名伯楽として名高い。
白羊公
十二大公家のひとつだが、もとは下級貴族と紙一重程度の地力しか持たなかった。現当主は三人もの皇子をあげたセンヴェーラ妃の叔父。
スラジャ
沙漠の民で、昔はジェイサルドの部下だった。今は《黒狼公》領の代官。善人面だが、その実は虚言の達人で、三枚舌の異名をとる。
皇妹の騎士団長。皇帝が滅ぼした沙漠の都市国家アルハン出身の降将で勇猛をもって知られ、帝国でも正式に将軍位を授けられている。
スーリヤ
第三皇子の邸に滞在中、ヤエトにつけられた奴隷。危ないところを救われて、ヤエトに心酔するようになる。
ギスケル
第二皇子の部下で、《赤犬公》家の出身。博沙国の正式な使者をつとめる。
ナグウィン
ヤエトが北嶺に赴任するときに、道案内として同行した行商人。昔話から最新の噂まで、話題豊富な話し上手。
呪師
南方人のあいだで今も恐れられる、名被せという古い呪術の使い手。