文字がなければ、
人の一生など痕跡も残さず消えていく。
思想も、行動も。記憶と記録は違う。
updated: 2005/09/25
- words -
- 運命石(ディステニィストーン)
- エロールがサルーインの力を抑えるために作った十個の宝石。物語の時点では、「風の蛋白石(オパール)」と、「水の青海石(アクアマリン)」がバファル帝国に保管されている。
- バファル帝国
- 南バファル大陸全域を版図におさめており、レリア二世の時点では北バファル大陸にもかなりの領地を獲得し、最大版図を記録した。無理な拡張政策が祟って、衰運がきざしはじめている。
- 北バファル大陸
- 内海に面し、帝国の影響を受けながら独立をたもつ自由都市ヨービル、内陸部にはやはり商業都市であるアルツールなどの都市があるが、国家の体裁は、なしていない。
- エスタミル王国
- 内海北西の出口にある海峡を挟み、独自の文化をもって栄えた古い都市。近年になって、国家として成立した。帝国とは内海を隔てて向かい合う関係だが、直接に対立しあってはいない。
- 内海(イナーシー)・珊瑚海
- バファル大陸の西にひろがり、周囲を大陸に囲まれた穏やかな海が、内海(イナーシー)。北バファル大陸から南バファル大陸にかけての東方は、早くから海運の栄えた珊瑚海で、海賊も多い。
- ジェルトン
- 南バファル大陸東方の沖合に浮かぶ島に置かれた、バファル帝国の政庁がある街。刀剣の産地として名高いが、その文化を生んだ国は既に滅亡している。
- 大森林(迷いの森)
- 当時は帝都メルビルからそう遠くないところまで広がっていた。後に開発の手が入り、徐々に狭められていく。森の神シリルと縁深い土地と伝えられ、森の番人を名乗る人々が慎ましく暮らしている。
- 術法
- 十系統が存在し、地域によって普及度がことなる。バファル帝国では珍しくない光術も、エスタミル王国では珍重される。皇叔が珊瑚海で習い覚えた火術は、帝国には滅多に遣い手がいない。
- 命数(LP)
- 人が生まれつき持ち合わせている、生きる力。これが尽きていなければ、治癒術で回復することができる。また、分不相応な技をもちいようとすると、命数を消費することになる。
- その他のゲーム用語
- LPを命数、ディステニィストーンを運命石と置き換えたように、ゲーム用語の置き換えは独自のもの。ゲームに親しんだ読者の利便をはかるため、以下にいくつかの事例をあげる。
- ディステニィストーン関連:ルビー→赤玉、アクアマリン→青海石、オパール→蛋白石、トパーズ→黄玉、エメラルド→緑玉、アメジスト→紫水晶、ムーンストーン→月長石、ダイアモンド→金剛石
- 術法関連:アースライトバインド→地光縛、エレメンタル→精霊、ショックウェイヴ→衝撃波