金庸一気読み | ||
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[2001/08/21-31],updated 2001/10/12 | ||
中旬からつづけて金庸。区切りの関係で分かれてしまったが、実際には一巻を買ってきて読んだ翌日、二巻を買ってきて読んでまたすぐ三と四を買って読んでという状態だったので、本人の意識のなかでは「一気読み」。 とにかく起伏に富んだ……というか、盛り上がりっぱなしの部分が多いプロットで、気が休まる暇がない。あまりの展開の速さに、ぐいぐいと持って行かれてしまう。無常観漂う結末も、これはこれで著者の歴史観を明確にあらわした、必然というべきものなのではないかと感じた。 ただ、最終的に「主役をはってる『江湖』の人たちって、要するに、任侠の人たちだよなあ……」と思うと、どうものめりこみきれず、他のシリーズを買うのがためらわれる。かれらの資金や人脈を支えているものがなにかなど、思わなければいいのに。しかし、思いついてしまうと忘れられないので入りこみきれなくて残念。 せめて、なかに何人か「ワル」がいて、という設定ならよかったのに。 ▼ 『FW ―猫の棲む島―』は、民俗学をネタにしたホラーもの。過不足なく書かれており、安心して読める。 |
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金庸一気読み: 2001/08/21-31 (updated 2001/10/12) | ||||
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N | 書剣恩仇録 3 砂漠の花 香妃〈金庸武侠小説集〉 | 金庸 (岡崎由美:訳) | 徳間書店(徳間文庫) | 2001.05.15 |
徳間書店 | 1996.12 | |||
Original Chinese edition publised by MING HO PUBLICATIONS CORPORATION LIMITED. H. K. | 1956, 1975 | |||
N | 書剣恩仇録 4 紫禁城の対決〈金庸武侠小説集〉 | 金庸 (岡崎由美:訳) | 徳間書店(徳間文庫) | 2001.05.15 |
徳間書店 | 1997.01 | |||
Original Chinese edition publised by MING HO PUBLICATIONS CORPORATION LIMITED. H. K. | 1956, 1975 | |||
F | FW 猫の棲む島 | 鷹野祐希 | 講談社(講談社X文庫ホワイトハート) | 2001.08.05 |
c | title | author | publisher | date |