what i read: 2001/01/11-20

　読書量が少ないと、このページを更新するのは楽でよい。が、つまらなくもある。ややアンビヴァレンツ。

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『ケルトの白馬』は『太陽の戦士』を買ったときに探していた、サトクリフの邦訳新刊。『太陽の戦士』もすばらしかったが、『ケルトの白馬』の方がわたし個人には強くアピールした。創作に親しむ人にはぜひ読んでほしい一冊。

　ことに、主人公が燕の飛ぶ姿を写しとろうと夢中になるシーンや、宴会の喧騒も忘れて夢中で絵を描きつづけるシーンはすばらしい。ギリギリにまで削ぎ落とされた描写、これだけの量でこんな話を物語れるとは、やはりサトクリフはすごい。

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　ネット通販で購入した『Book of Kells』は、超有名古写本の完全デジタル化作品。これは正直言って、好きなら買うしかないだろう。

　あの『ケルズの書』を、全ページめくって読めるのだ。本物でこんな贅沢はできっこない。デジタル万歳。

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