what i read: 2001/01/01-10

　検索システム導入に伴い、このページもなんとか更新を楽にできるよう衣更えできないものか……と考えてみたが、結局、よい方法が思い浮かばないまま、2001年分に突入する。

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〈プリデイン物語〉は、かなり好きなアメリカ産の児童文学。『マビノギオン』系列の伝承や固有名詞を素材に、生き生きと、しかもアメリカらしく、そのうえファンタジーとしての神話的荘厳さを残して小説にした、とてもよくできたシリーズ。全五巻。図書館の児童書コーナー等でみつかると思われるので、未読のかたはぜひ。 　とにかくキャラクターがみんな立ちまくりで、誰もみな愛おしくてたまらなくなる。

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　歴史小説／児童文学家として名高いサトクリフの『太陽の戦士』は新刊ではなく、むしろオールタイム・ベスト級の一冊。古代への深い知識と洞察、簡潔で力強く、それでいて奥深さを感じさせる描写力。サトクリフの筆力は凄まじいと思う。今さらわたしが言うまでもないことだが、一流の作家。

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　またしても買ってしまった『ケルトの神話』は、『図説ドルイド』と同じ著者の手になる、コンパクトにまとまった神話紹介本。文章も読みやすく、精選された情報が扱いやすい量掲載されているという感じで、ケルト神話についてどれか一冊初心者に勧めるなら、これがいいかもしれない。

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