what i read: 2000/12/01-10

　書きながら資料を読みながら直しながら書きながら資料を読みながら……。泥縄。

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　前から読んでみたかった『マビノギオン』の原語（ウェールズ語）からの完訳版は、期待を上まわるおもしろさ。原典好き、一次資料好きは必携の、至高の一冊。

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　その『マビノギオン』の最古の説話として有名な「キルフッフとオルウェン」の心理学的分析解釈本が、『ケルトの探求』。神話学や心理学が好きな人なら。

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『図説　ケルトの歴史』は、タイトルからつい東京書籍の『図説ドルイド』や『図説ケルト』のシリーズを連想するが、薄くてカラー写真の豊富な「ふくろうの本」シリーズの一冊。

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　上の『図説　ケルトの歴史』の共著者である鶴岡真弓氏が翻訳を手がけたディレーニィの『ケルトの神話・伝説』は、ウェールズ系／アイルランド系双方の物語群を豊富にサポート。物語性を高めた内容で、語り口も堂に入っており、読みやすい。

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