what i read: 2000/11/11-20

　まずケルトと関係ないところから。『暁の女神ヤクシー　２』は全三巻で完結済み。この物語を必要とする人が、世界のどこかに必ずいると思わされる。

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『ワイルド・レイン　３』は全三巻の完結編。結末などお約束的な盛り上がりなのだが、泣けた。尻上がりによくなっているシリーズなので、ぜひ最後までたどりついて欲しい。

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　なんとなく買ってしまった『世界ハッカー犯罪白書』は読みごたえ低め。広く浅く。

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『ケルト魔法民話集』には、昔話のモチーフの集大成のような話が収録されている。なにもそこまでなにもかもぶちこまなくても、というくらい。

　日本で妖精学といえばこの人、井村君江氏の新聞連載エッセイをまとめた『妖精とその仲間たち』は、幅広く浅く、興味のない人にもおもしろく読めるよう工夫された初級入門書。

『ゲルマン、ケルトの神話』は邦訳ケルト資料の古典といっていいだろう。今となってはやや内容が古めなのは否めない。

　最後に『ケルトの島・アイルランド』は、ケルト学には素人である著者によるアイルランド紀行。写真が豊富。

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