what i wrote: [2003/01/06]

*W* 更新停滞中 *W*
---
[2003/01/06]

 旧年中はお世話になりました。本年も、よろしくお願いします。

 サイトがさっぱり更新されない原因のひとつは、パソコン不調。買い替えるか修理に出すかせねばと思いつつ、面倒くさいのでそのまま。

 物理的でない方の原因。どうも、わたしは「妹尾ゆふ子」として発言するのに飽きているらしいことが発覚。

 作家の言動は作品の評価に結びついてしまいがちであることを、その程度に個人差はあるとしても、やはり覚悟しないわけにはいかず。

 気をつかってきたつもりなれども、いや、だからこそ、そうした「発言前の自主検閲作業」に疲れているようで。

 PSO(→公式サイト)に馬鹿ハマリしている理由の一端も、このあたりにあるのかも。わたしをゲームでしか知らない、ふだんは本なんかまるっきり読まないような人たちと遊ぶのが、とても楽しい。プレイ中のゲーム以外に共通の話題がないのも、気楽さ満点でグー。

 いつまでもお気楽に浸かっていてよいものかどうかは不明なるも、しばらくはこの状態がつづきそうなので、一応告知まで。

 去年最後に読んだ本は〈氷と炎の歌 1〉『七王国の玉座(上)』、今年最初に読んだ本は『七王国の玉座(下)』。七転八倒するほどおもしろいので、続刊の早期刊行を熱烈希望! 『フィーヴァー・ドリーム』も『サンドキングズ』も傑作だったが、マーティンやっぱり最高!

「(前略)人の命を取るとしたら、宣告者は罪人の目を覗きこみ、そいつの最期の言葉を聞いてやる義務がある。もし、それに耐えられなければ、その場合にはおそらくその罪人は死に価しないのだろう。
ブランよ、いずれおまえはロブの旗手となり、兄や王のために自分の城を所有し、裁きを行なう責任を負うようになる。その日がきたら、おまえはその責務を楽しんではならないし、また、顔を背けてもならない。雇われた処刑人の陰に隠れる支配者は、間もなく死のなんたるかを忘れるものだ」

ジョージ.R.R.マーティン『七王国の玉座(上)』p.22/岡部宏之:訳

index / latest


prev * next