ありがとう、ありがとう | ||
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[2001/12/15] | ||
サイン本と手書きポップをと言われて、手書きポップはともかくサインしてない本を返送しちゃうという、完全無欠の自分っぷり大発揮事件があったのは、七月のこと。 編集氏からの電話によれば、くだんのサイン本五冊はちゃんと売れたそうで。よかったよかった……。そればかりか、福家書店・阿倍野店さんでは手書きポップ効果か、『チェンジリング』のみならず『NAGA』もちびちびと売れているとの話で、非常に嬉しい著者妹尾ウッカリ35歳。 ▼ 憶測だが――手書きポップで興味を惹いた→『チェンジリング』を買ってもらえる→読んで気に入ってくださったかたが、お店を再訪→『NAGA』も買ってもらえる――という現象が発生したのではなかろうかと思われるので、要するに本を買っていただけただけでなく、読んでもらえた、しかも気に入ってもらえた(ような気がする)! というのが非常に嬉しい。どなたか存じませぬが、ありがとうございまする。 そして『NAGA』も売れたというのは書店員さんが並べて置いてくださっているからに違いないわけで、感謝の念に耐えませぬ。発売後一年もたっている本を今も並べていただけるとは! 手書きポップがそんなに効果のあるものなら、いくらでも書くけどなあ。もっとも、ポップや本をどう配置するかといった現場の配慮が大きく作用することであり、ポップ・オンリーの力ではないのだろう――と考えると、ますます感謝がつのるばかり。 ▼ 次の本はハルキ文庫ではなく、エニックスのEXノベルスの方から出していただく予定で仕事中。ノベルスしかも二冊同時刊行。各書店さんが入荷してくださいますように。ぱんぱん(柏手)。 しかし、原稿を書かないうちに入荷のことを考えてどーする>自分 |
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