what i wrote: [2001/09/21]

*W* マイカルでアニメを見たり *W*
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[2001/09/21]

 劇場版『カウボーイ・ビバップ 天国の扉』、そろそろ観に行かねば上映が終わってしまうと思っていた矢先、マイカルがゾンビ化。吃驚したが、幸い、店舗はそのまま営業するし、ワーナー・マイカルのシネコンは独立した別会社ということで安心。しかし上映がもうじき終わることに変わりはないので、とにかく観に行く。

 感想。ひとことで言うと「おもしろかった」。もうひとこと足すと「でも、長すぎ」。ひとことでないネタバレ感想

 ところでOVA『エイリアン9』の第二巻がそろそろ発売される。キャラクター・デザイン、作画監督……と思ってたらいつのまにか監督もこなしている(ひぃ〜。忙しそう)いりこさんのご厚意で発売前のテープを見せていただいたが、相変わらず原作(123巻完結済み)を大切にしたストーリー展開と作品世界の雰囲気の再現、破綻も厭味もない画面づくり、迫力のドリル、音楽もバッチリ、必聴の泣き声(……)と完成度は高い。

 予約受付中。二巻 VHSDVD。ついでに「エイリアン9」でAmazon.co.jp内を検索。

 この「原作を大切に」というのは、作品のファンにとっては重要なことである。

 メディアミックス展開では、「自由にやってもらう」という名のもとに、わずかな共通点しかないものを同じタイトルで出していく現象が観察されることが多い。これは、創る側は実は楽なのである。楽じゃないのは、ついて行くファンの側だ。

 同じタイトルで出ているからと買ってみたら全然違いました、なんてのは、消費者側からすればシャレにならない事態なのである。

 その点、OVA『エイリアン9』は、安心して「アニメーションという表現形式」に落としこまれた『エイリアン9』を享受できる。基本的なことだが、基本って重要だとあらためて思う昨今である。

 それにしても、ふしぎな話だよなあ……>『エイリアン9』

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