発掘されるダメっぷり | ||
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[2001/07/18] | ||
はじめに御礼を。bk1、SFコーナーの週刊ランキング(2001/6/25〜7/1)で、『チェンジリング 碧の聖所』が二位に。発売前に。翌週(7/2〜7/8)六位。さらに翌週(7/9〜7/15)、まだ十八位。うわあ。 bk1が予約に強いという事実が浸透しつつあるのも一因だろう。個人サイトからのリンクも影響していないはずはない。とにかく、予約購入を選んだかたが少なからずいらしたのだと知ったときの感慨は、「うわあ」としか表現し得ない。 買ってくださったかたにとって、お金の無駄にならない一冊であれかしと希う。 ▼ しかし、どこがおもしろいのかサッパリわからない人も多いだろうと思う。もう少し一般的な方向に盛り上げるはずだったのだが、どうしてもできなかったのだ。 エンターテインメント性を高めるには、ここをこうして、こうすべき! の妹尾1と、そんなの嘘っぽいもん書けないもんの妹尾2が日々激突。本体はストレスで瀕死。今回は、ほぼ妹尾2の勝ち。今回はというか今回もというか今回はとくにというか。次は頑張れ妹尾1。 一般常識的に言えば、「妖精の国からお迎えが」等とヌカしつつ「嘘っぽい」もないものだ、ということになるのだろうなあ。それはわかるのだが……。 ▼ 机の上を整理。「このケースに入れたはず」の短編の原稿依頼が発見できなかったので、第二候補である「ちらかった机の上」の発掘に及んだ。そこで発見された一通の封書。「市民税課」……。あ。忘れてた。納期限があったような。うわ、過ぎてる! 「なにかを探そうとして、手遅れっぽいものを発見する」シチュエーション。たしか、以前も似たようなことを。ああ、やっぱり。なぁんだ、ダメなのは今にはじまったことじゃなくて、昔からだ……と思っても、まったく気が引き立たない。当たり前だ。とにかく銀行でふりこみ。 当初探索していた文書は、後刻、やっぱりケースの中に発見。……あーもーッ! |
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