進まず | ||
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[2003/11/26] | ||
ここを更新すると編集氏から電話連絡が来そうな予感がするのですが電話されてもなにもできてません、これってひょっとして世間的にスランプというモノなのでしょうか? 設定を大幅変更して書きだしてみてコレか! と思ったものの、このキャラじゃ一般受けは望めないような……。もっとハキハキしたわかりやすい女の子で書き直してみるべきか。なんて主人公で悩んでる時点でいろいろ負けているわけで、以下略。 ▼ 最近のお仕事。早川書房より刊行のオースン・スコット・カード『シャドウ・オブ・ヘゲモン(上・下)』の下巻に解説を。『エンダーズ・シャドウ(上・下)』の続編。(感想:上巻・下巻) 見本が届いてからまた読み返してみて、あらためて感じたこと。聡すぎる子どもがふと感情的になる瞬間、知性で鎧った心の内側にやわらかな、傷つきやすいものが見える場面を描くのが、カードはうまい。 とくに、大人と子どもの関係。物理的/精神的に長いあいだ引き離されていたせいで、ぎごちない関係になってしまった相手と、どうつきあえばよいのか。子どもたちは、理性で「相手が自分の愛情を期待している」と知り、それを示そうとする。
同じモチーフでもキャラクターによって反応はさまざまで、バリエーションが豊富にあるという結果になるのだが、使いどころがうまい。 ▼ 東京創元社より刊行されたクトゥルー神話アンソロジー、『秘神界(歴史編・現代編)』が英訳される由。黒田藩プレスより四分冊で刊行予定とのこと。 「夢みる神の都」ってどんな話だったっけ、と自分で見返してみて、作中で使った五行関係の知識などきれいさっぱり記憶から抜けている自分を発見。脳味噌つるつる。 ▼ あー、なんも考えないで小説書きたい。 |
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