後出しじゃんけん | ||
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[2001/03/15] | ||
子どもが「後出しじゃんけん」をしよう、と言う。そんなに勝ちたいか。 しかし息子よ、後出ししておいて負けてどうする……。 ▼ [それは「嘘」なのか]補記。またガンパレ話。興味ないかた、申しわけない。 前回、公式サイトの短編を、一般の「プレイ日記」と比べたが、本来はファンによる二次創作と比較すべき。すり替わってるので注意。それでも尚、公式サイトの一部コンテンツに困惑する、という現象は残る。 ゲーム内で語りきれない設定が存在すること自体は、いい。だが、その「裏設定」が作品全体に与える影響、占めるウェイトが大きすぎる。設定自体への好悪とは別に、それがゲーム本体に、納得できるかたちで組みこまれていないことに落胆する。 ゲームをやりこめばわかるのではなく、BBSを読みこめばわかる――それはもう「ゲームに隠された『世界の謎』」とは言えないだろう。 結局「世界の謎」はゲームとは別のお遊びなのだと割り切るしかない。すると今度は、それをゲームと地続きと思われやすい土俵でやることに違和感が。 ▼ 印象批評的には「創作物を手放すのがいかに困難か」の表象。無根拠・証明不能。 制作者の入れこみ度が高いからこそ発生する現象。ある意味、勲章と言うべきかも。この世界はワタシのモノ章。息をするようにユーザーの「ゆめ」を殺……きゃー。 ▼ 誤解がないよう書いておくと、ゲーム自体は好き。仕事(新刊の続編)に入るので再封印する予定なのだが。次は司令をやりたい。 三周年短編はガンパレしながら書けたので、一時期ほど小説脳を占有されていないかも。ロール・プレイをやめ、作業に徹して絢爛舞踏狙うとか。おお、その手があったか! ←冗談です。ちゃんと封印します。って書くほど嘘っぽいのはなぜ? |
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