別パターンのダーリン | ||
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[2000/11/15] | ||
頭がよくて性格が悪くてのダーリンってもっといなかったかしらと記憶を検索していて、キャサリン・ネヴィルを思いだした。 『8(エイト)(上・下)』と『デジタルの秘法』の二作がともに文藝春秋から出ていて、前者にはロシア人のチェス・マスター(猛烈に頭がおよろしい)が、後者には伝説的ハッカー(やはり猛烈に頭がおよろしい)が登場してわたくしの乙女心を揺さぶってくれたものでございますのことよ。 ▼ で、ついでに、もうひとつ別パターンの「ハマりやすいダーリン像」があることを発見。 いつも微笑みをたたえて見守ってくださる穏やかなおかた、というタイプである。やるときゃやるが、どちらかというと不言実行タイプね。 ▼ 昔、わたしは渋い爺様至上主義であり、『指輪物語』といえばガンダルフであるような少女だった。見守りタイプは、おそらくこれのヴァリエーションだろう。 『スター・ウォーズ』をはじめに見たとき(中学一年生当時)は、オビ=ワン・ケノービの猛烈なファンになったものだ。 たしかサー・ローレンス・オリビエとか、サー・ジョン・ギールグッドにもハマった。……サーばっかりや。アレック・ギネスもサーついとるしなあ……。至芸(=爵位をもらうくらい評価されている)老人俳優が好きだったのだな。 ちなみに来年公開の映画『指輪物語』でガンダルフ役をつとめるのもサーつき至芸老人俳優なので、期待していたりする。 はじめは指輪映画化って正直言って、うわあやめてくれぇだった……ってこれも複雑なファン心理の一端か? でも予告編を見てから期待が上向きに。ああ期待しすぎないようにしなければ……。 |
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