マイ・ダーリン | ||
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[2000/10/15] | ||
以前も話題にしたことがあるが、自分のツボを押すキャラクターのことである。 頭がよくて性格が悪くて、なぜか小柄な方が望ましいらしい。愛想と口は悪い方がいい。ヒロインに気のないそぶりで、実は最後にどんでん返しでラヴラヴ〜、というロマンスのパターンにはまると、完璧である。 この「どんでん返しでラヴラヴ」はハーレクイン・ロマンスでも採用されている黄金のパターンなのだが、ハーレクインは外国産ゆえ、殿方がごつ過ぎてラヴを感じづらいのと、それ以前に、小説としてのめりこめる内容でない場合が多いのが難である。 ▼ そう頻繁にはお眼にかかれないので、だったら意図的に自分で作ればよいではないか、くるしゅうないぞ、近う寄れ……というわけで、ついこのあいだ、書いてしまったわけだが(最初は高かった背まで、どうせやるなら徹底しようと低くした)、誤算があった。 自分で考えたキャラクターに自分で感じるラヴは、やはり、他人様が創られたお話しに登場するキャラクターへのラヴとはどうしても違ってしまうのである。盲目的にのめりこめないのだ。 ……書く前に気づけ>自分 ▼ そういえば、出産のため実家に帰っていたときも、読みたい傾向の本が尽きて、しかたなく原稿用紙買ってきて自分で書いて、やっぱり自分で考えた話では以下略、なことになった記憶が。 上記条件を満たす小説にお心当たりがおありのかた、学習能力の低いわたしに教えてやってたもれ。ひとつよろしくお願いいたす。 |
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