バカまっしぐら | ||
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[2001/01/28] | ||
鼻水すすりつつ、原稿の直し。こことここがわかりづらいです、と指摘されると、なるほどなー、と思うんだから最初からきちんと書け自分。 自分の原稿を客観的に見るのは難しい。一ヶ月か二ヶ月くらい熟成させておけばよいのだが、そういうスケジュールで書いたことがない。 商業出版物だと言われた〆切で書いてしまうし、趣味の小説だと、もうできるだけ早く誰かに読んでほしくて、書くとすぐ公開しちゃうのだ。バカまるだし。克己心なしなし。 ▼ 客観的に見ていないことの一例。説明くん。 気のきいた(と当人には思える)説明を思いついたので、どんどん説明してしまう。説明が長すぎて、本筋に戻るのが大変になる。 わたしの場合、同じことを何ヶ所かで説明することがある。くどい、と言われないと気づかない。説明し忘れていると勘違いして、同じ内容を別の箇所へ挿入しているようだ。だいたい、あとから挿入したところの方が説明がこなれているので、そちらを生かして、最初に書いた方を消すことになる。 ▼ 別の一例。説明不足くん。 場面転換や視点切替のときにあらわれやすい現象。書いている当人は理解しているが、読者置いてけぼり。 わたしの場合、夢/現実の切替が不明瞭とか。あるいは、時系列が跳んでいるのに、その説明が不足している場合もある。 たまには時系列一直線の話を書けばいいのに……。 |
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