制作課程 01
書き下ろし小説の場合、まず、編集者と打ち合わせをして、どういう作品を書くかを決めます。
求められている作品の傾向と、自分の書けるものの擦り合わせ作業を行うわけです。
今回の場合、ネタがひとつ没になって、次に編集者にメールしたのがこれです。
一部、実際にできた小説のネタバレを含むので伏せ字にしてあります。
が、出来上がりはかなり違います。我ながら、大嘘ぶっこいてます。編集さんすみません。
- 舞台は現代日本
- 主人公は高校生くらいの男の子
- 蛇神をまつる女系家族で、長女が巫女となる
- その代は娘がいなかったので、主人公が女装させられて神事をおこなう ←※このへんから嘘
- ほんとうに蛇神(男/ふつうは人間に類似の外見)があらわれ、主人公にとり憑く
- 蛇神には昔、※※の神がいたのだが、遠い昔、人界にかくれてしまった
自分も人界に行けば※※を探せると思い、神を招請する主人公の一族の呼び声にこたえて契約をかわしたが、いつも巫女をつとめるのが女だったので、本格的に乗り移る気になれなかった
- 今回は男が神事をとりおこなったので、本格的に乗り移った
- 探している女神は「言織比売(コトオリヒメ)」という名で、※※※※※※※※※にする力を持っている
- 言織比売は非常に正義感がつよく、自分の力を弱い人間のために役立てたいという願望を持っていたので、きっと今でも弱い人間におりては善かれと思って力を使っていることだろう
- 蛇神の力はおもに治水と魅惑
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